新商品への買い替えや、内釜のテフロン劣化や故障などで、いざ炊飯器を買い替えをしようとした時に、古い炊飯器の処分の仕方に悩む方もいらっしゃると思います。炊飯器は不燃ごみか?粗大ごみなのか?リサイクルが義務付けられているのか?買い替え時に下取りされるのか?などなど気になるところも多いと思います。また、まだ新しい炊飯器ならば捨てずに売ることも可能です。
この記事では「不要になった炊飯器の処分」についてを5つの処分方法からわかりやすく解説します。
目次
- 1 始めに:炊飯器は家電リサイクル法対象か?
- 2 処分判断:その炊飯器は使用可能?使用不可能?
- 3 新しい炊飯器は売ろう!
- リサイクル・買取業者・フリマアプリ
- 4 古くても買取可能!不用品回収業者で回収
- 5 新しく買い替え!購入店で下取り
- 6 不燃ゴミ、粗大ゴミとして自治体で捨てる
はじめに:炊飯器は家電リサイクル法の対象か?
家電用品を処分したい、捨てたいという時に、最初に確認しておきたいのがリサイクルが義務付けられている「家電リサイクル法」の対象製品なのかどうかです。
この法律が定めている「家電」とは、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「衣類洗濯機・乾燥機」の4品目だけなので、炊飯器は対象にはなりません。
しかし「小型家電リサイクル法」では、電話機、携帯電話、パソコン、プリンター、ゲーム機、デジタルカメラなど、ほとんどの小型家電はできるだけ適切に再資源化するように求められているため、お住いの自治体によっては公共施設内に小型家電の「回収ボックス」が設置されて、積極的に回収している場合もあります。
どちらにしても家電はお住いの自治体のルールに従って、適切な処分をすることが求められていますので、自治体のリサイクル回収運用については、各ホームページ等で1度確認しておきましょう。基本的にはほぼ全国の自治体で、一般的な炊飯器はサイズに応じて不燃ごみ、または粗大ごみとして処分できるようになっています。
処分の目安:その炊飯器は使用可能?使用不可能?
まず最初に、今処分したいと考えている炊飯器は、電源を入れると作動しまだ使える炊飯器でしょうか?
炊飯器にも様々なタイプがありますが、古い炊飯器ほど構造がシンプルで本体の故障よりも、内釜のテフロンが剥げて劣化してしまったり、開閉部分の不具合等で、まだ使えるのに処分されてしまうケースが多いようです。
また、新品への買い替えのため、まだ使える炊飯器を処分したい場合は、購入店での下取りのほか、リサイクルショップなどの買取業者や不用品回収業者に買取してもらったり、フリマアプリに出品して欲しい方に直接売買することも可能です。
自分にとって不用であっても、まだまだ使えるものであれば、エコの観点から捨てずに売ったり、欲しい方に譲ったり、リユースしてもらうことを一度考えてみましょう。
しかし明らかに故障して使えない炊飯器の場合は、不用品回収業者に回収してもらうことや、自治体で「不燃ごみ」、または「粗大ごみ」として捨てる形となります。
【処分目安】
・新品に近い→リサイクル・買取業者に買取してもらう/フリマアプリに出品する
・使用感があるが使える→不用品回収業者に買取・回収してもらう/買い替え時に下取りしてもらう
・もう使えない→不用品回収業者に回収してもらう/不燃ごみ、粗大ごみとして捨てる
新しい炊飯器は売る!リサイクル・買取業者・フリマアプリ
新品に近い状態の炊飯器の場合、捨てずにリサイクルショップなど買取業者に買い取ってもらったり、フリマアプリで売ることができます。
近隣にリサイクルショップがあれば、直接店舗に持ち込んで査定してもらう等、自分で持ち込めば出張料などがかからない分、少し高く買い取ってもらえる可能性があります。
近くにリサイクルショップがなくても、出張買取や、梱包して宅配便で送って査定の上買取してくれるところもあるので、数社に査定依頼し、買取価格を比較してみましょう。但し、炊飯器は口に入れる食べものを調理するものという特性から、使い古した炊飯器の場合は、買取査定が厳しいことも多いようです。買取価格の相場は、購入価格1万円程度の機種で数百円程度、5万円くらいの上位機種であれば2000円程度の買取価格が相場となっています。
一方「メルカリ」「ラクマ」などのフリマアプリを使って直接個人で売買すると、写真を撮って商品の説明文を書き、売れた場合は梱包して発送するなどの手間はかかりますが、自分の希望する価格以上で売れることも多々あります。
しかし、出品したらすぐに売れるというものではありません。売れても売れなくても良いという、気長に処分を考える方に適した方法です。ただ、どちらにしてもほぼ新品に近い状態のものしか売れていないようです。
【こんな方に】
・まだ新しい炊飯器を処分したい方
・少しでも現金化したい方
<買取業者>
・早く簡単に処分したい方
<フリマアプリ>
・手間がかかっても良い方
・売れても売れなくても処分を急がない方
古くても買取可能!不用品回収業者で回収
不用品回収業者の場合は、使い古した炊飯器であっても回収してもらえる上、比較的状態の良いものは買取もしてもらえるので、どのような状態の炊飯器でも、確実かつスピーディに処分したい場合に適しています。
また、取り扱う商品が幅広い不用品回収業者の場合は、他に一緒に処分したいものがある場合にはまとめて回収可能なので非常に便利です。断捨離や引っ越し、家の処分などで一気に片してしまいたい時には特におすすめです。
多くの不用品回収業者があるので、信頼できる業者を選んで、まずは相談してみると良いでしょう。どこの回収業者が良いか迷われる場合は、不用品をどこよりも安く回収する業界最安値宣言をしている「片付けプロ」を検討してみて下さい。関西一円と幅広いエリアで対応可能で、ご希望の日時までに不用品をまとめて処分したい方には最適です。
【こんな方に】
・使用感のあるもの、壊れたものを処分したい方
・手間をかけずに早く処分したい方
・炊飯器以外にも処分したいものがある方
新しく買い替え!購入店で下取り
大手家電量販店や通販などで新しい炊飯器に買い替える予定であれば、購入店で下取りしてもらうことができます。
ビックカメラでは、店舗限定で同一商品の買い替え時に限り無料下取りを行っており、ヤマダ電機では、2014年製以降の型で、壊れていない、付属品が揃っている、色褪せ、変形、サビなどがない、などの細かな条件付きで買取キャンペーンを行っています。
通販のジャパネットでは、期間限定で壊れたものでも下取りするキャンペーンを開催している事もあります。
どちらにしても各社下取りの扱いは「買取キャンペーン」という形式が多いので、購入時に購入予定の店舗でまずは確認をしてみましょう。
【こんな方に】
・大手家電量販店や大手通販で買い替える方
・キャンペーンのタイミングに合わせられる方
不燃ごみ・粗大ごみは自治体で無料で捨てる
明らかに使用不可能なものをできるだけ費用をかけずに確実に捨てるのであれば、自治体の「不燃ごみ」または「粗大ごみ」で処分するのが1番です。
ほとんどの自治体では、家庭用一般ごみの不燃ごみとして出せるのは「30cm以下であること」と規定していますので、処分したい炊飯器のサイズを測り、縦、横、高さ、それぞれの1辺が30cmに満たないサイズであれば、不燃物として無料で回収してもらえます。
ただし一部の自治体では、素材別に解体して分別する必要があるところもあります。炊飯器によっては、リチウム電池内蔵の液晶パネルが採用されているものもあり、このようなタイプの炊飯器は、リチウム電池を取り外さないと不燃ごみで回収されない場合があります。
30cm以上のサイズで粗大ごみとして処分する場合は、まず自治体の粗大ごみルールを確認し、ホームページから回収の申し込みを行い、指定された金額の粗大ごみシール(券)を購入し、購入したシール(券)を炊飯器に貼りつけて、指定された回収日に指定回収場所まで運び出します。大阪府の場合では200円の処分費用が必要です。
【こんな方に】
・壊れた炊飯器を処分したい方
・無料または安価で処分したい方
まとめ
炊飯器の処分方法について紹介させて戴きました。色々な処分方法がありますが、不用品回収業者は、処分したいものの状態を問わずに買取も回収も1度に済む、ということに気づいていただけたでしょうか。炊飯器以外にもまとめて処分したいものがあるときには、とても便利な存在です。
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